整形外科は湿布と痛み止め

 

 などと揶揄されることがありますが、今回は最近の痛みの分類についてまとめました

 

整形外科で扱う痛みは3つに分類されます。

 

1.侵害受容性疼痛

2.神経障害性疼痛

3.痛覚変調性疼痛

 

それぞれの痛みごとに痛み止めは変わりますので、なんでもロキソニン というわけではありません。また、何回も同じような問診をされてイライラすることもあるでしょうが、繰り返し尋ねることで、患者さんが、“そういえば・・・”と重要な痛みの原因や痛みの性状について重要な情報を提供してくださることは珍しくありません。そこから紐解いて治療方針が決まるのです。

 

それぞれの痛みの種類によってお薬も変わります。いくつか組み合わせることもあります

よく効く薬は副作用にも十分に気をつけて使用する必要があります

私自身も昨年腰椎ヘルニアで右脚の麻痺を経験しましたが、リハビリテーションの効果は絶大でした。薬とあわせて治療することで手術を免れることができました。ただ、漫然と治療するのではなく、必要時には提携するクリニックで精密検査をおこなったり、手術が必要な際は当院の専門外来を含めて、紹介をいたしますので些細なことでも変化をご相談ください

 

それぞれの痛みに対して頻度が高く使用される薬品の一例を挙げますと・・・

1. 侵害受容性疼痛:ロキソプロフェン、アセトアミノフェン、ジクロフェナクナトリウム

2.神経障害性疼痛:プレガバリン(リリカ)、ミロガバリン(タリージェ)

3.感覚変調性疼痛:トラマドール、デュロキセチン、抗うつ薬など

 

2026年09月10日